Agenda ユーザガイド
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Agendaの自動化

Agendaを自動化することで強力なワークフローを作成できます。たとえばSiriショートカットやショートカットAppを使った高レベルの方法でも、x-callback-urlのサポートを通じた低レベルの方法でも可能です。可能性は無限です!

Appショートカット

Agenda 15以降、AppショートカットはショートカットAppを通じてAgendaで1つまたは複数の作業をすばやく行う手段です。複数のAgendaショートカットを組み合わせ、必要に応じてほかのアプリのショートカットも組み合わせることで、独自のワークフローを作成し自動化できます。iPadのホーム画面から特定のノートを開くという単純なものや、iPhoneの背面をダブルタップして新規ノートを起動するものから、今日やるべきことをさまざまなアプリから集めてワンタップで新しいプロジェクトを作成する複雑なワークフローまで、幅広く対応します。

iOS版Agendaは、特定のノート、プロジェクト、概要を開くといった一般的な操作のためのSiriショートカットにも対応しています。

ショートカットでノートを検索する

ショートカットAppの「ノートを検索」アクションを使って、特定の条件に一致するノートを見つけられます。これはx-callback-url経由でも利用できます。検索クエリは\color、\done、\pinnedなどのアクション構文に対応しており、自動化の中でもアプリ内検索と同じ力を発揮します。

Siri

Siriを使ってノートを検索したり、Agendaを操作したりできます。たとえば、Agenda内で何かを検索するようSiriに頼めば、その結果を直接プレビューできます。Siriは、Agendaとほかのアプリとの間でより豊かなデータのやり取りにも対応しています。

コントロールセンター

iOSでは、Agendaはコントロールセンターのボタンを提供しており、先にアプリを開かなくても「今日」や「議題」の概要にすばやくジャンプできます。これらのボタンは、デバイスのコントロールセンター設定で追加できます。

x-callback-urlのサポート

Agendaはx-callback URLにも対応しています。これにより、アプリ間でワークフローを連携させたり、Agenda内の特定の操作を自動化したりできます。Appleのショートカットappでもサポートされています。

x-callback-urlの簡単な紹介:

  • URLスキームはagendaまたはagenda-notesです
  • 現在のコマンドにはon-the-agenda、today、open-projectなどがあります。
  • 「open-project」と「open-note」では、titleパラメータで対象を指定できます。
  • 通常どおり、オプションのx-successとx-errorパラメータでコールバックURLを指定できます。

たとえば、「Meeting With Peta」というノートをAgendaで開くには、次のURLを使用できます: agenda://x-callback-url/open-note?title=Meeting%20With%20Peta

Agenda 23の新機能: move-noteアクションを使うと、別のアプリやショートカットからノートをプロジェクト間で移動できます: agenda://x-callback-url/move-note?title=Meeting%20With%20Peta&project-title=Archive

MCP(Model Context Protocol)統合

Agendaには、AIアシスタントがノート、プロジェクト、カテゴリーとやり取りできるようにする、macOS上の組み込みMCPサーバが含まれています。MCPは、Claude Code、Claude Desktop、Cursor、Codexなどのツールがアプリと通信するために使用するオープンなプロトコルです。

MCPサーバを有効にする

MCPサーバはデフォルトではオフになっています。有効にするには、Agendaメニューから統合機能 > MCPを有効にするを選択します。サーバはMac上でローカルにhttp://127.0.0.1:16106/mcpで動作し、ご自身のマシンからのみアクセスできます。

統合機能メニューには、さまざまなAIツールを接続するための設定コマンドをコピーするオプションや、直接ダウンロードしてインストールできるClaude Desktopプラグインも用意されています。

利用できるツール

MCPサーバは、AIアシスタントが使用できる次のツールを提供します:

検索と読み取り

  • search_notes — テキスト、タグ、日付、その他の条件でノートを検索します
  • get_note — 特定のノートの全内容を取得します
  • get_selection — Agendaで選択しているノートまたはプロジェクトを取得します。これで「このノート」と言えるようになります
  • list_projects — すべてのプロジェクトを一覧表示します。アーカイブ済みのものを含めることもできます
  • list_categories — すべてのカテゴリーを一覧表示します
  • list_templates — ノートのテンプレートを一覧表示します。テンプレートからノートを作成するときに使います
  • list_overviews — 保存した概要を一覧表示します
  • list_attachments — ノート内のファイルと描画を一覧表示します (Agenda 23.4の新機能)
  • get_attachment — アタッチメントの元のファイルを取得します (Agenda 23.4の新機能)

Agendaで表示

  • open_note — 特定のノートをAgendaで開きます
  • open — Agendaを前面に出し、「今日」、「議題」、検索、プロジェクト、または保存した概要に移動します

作成と変更

  • create_note — プロジェクト内に新規ノートを作成します。ファイルアタッチメントを付けることもできます
  • append_to_note — 既存のノートに内容やファイルアタッチメントを追加します
  • edit_note — 既存のノートの内容を変更します。ファイルアタッチメントを付けることもできます
  • move_note — 既存のノートを別のプロジェクトに移動します
  • trash_note — ノートをゴミ箱に移動します
  • untrash_note — ノートをゴミ箱から戻します
  • create_project — 新規プロジェクトを作成します
  • update_project — プロジェクトの名前を変更したり、別のカテゴリーに移動したり、並び順を変更したり、アーカイブしたり、ゴミ箱に移動したり戻したりします
  • create_category — 新規カテゴリーを作成します
  • update_category — カテゴリーの名前や色を変更したり、別のカテゴリーの下に入れたり、最上位に戻したりします

書き出し

  • export_pdf — ノートまたはプロジェクト全体を、1つのPDFファイルとして保存します

MCPを通じて完全に削除できるものはありません。アシスタントがゴミ箱に移動したノートやプロジェクトは、あなたがゴミ箱を空にするまでそこに残ります。また、カテゴリーは一切削除できません。

AIツールを接続する

AIツールをAgendaのMCPサーバに接続するには、統合機能メニューの設定コマンドを使うか、手動で設定します:

Claude Code:

claude mcp add --transport http agenda http://localhost:16106/mcp

Claude Desktop / Cursor: MCP設定のコマンドとしてnpx mcp-remote http://localhost:16106/mcpを使用します。あるいは、統合機能メニューからClaude Desktopプラグインを直接インストールします。

Codex: ~/.codex/config.tomlに次を追加します:

[mcp_servers.agenda]
url = "http://127.0.0.1:16106/mcp"

アタッチメント

create_note、append_to_note、edit_noteの各ツールは、ノートへのファイルアタッチメントの追加に対応しています。アタッチメントはbase64エンコードされたデータとして送信されるため、AIアシスタントはMac上のファイルを読み取り、エンコードして、1つのステップでノートに添付できます。たとえば、AIアシスタントに「このPDFを会議メモに添付して」と頼めば、あとは処理してくれます。

各アタッチメントには、filename(Agendaがファイルの種類を判別できるよう拡張子付き)とbase64エンコードされたファイルdataが必要です。オプションで、displayStyle(inline、thumbnail、thumbnail-with-details、full-width)とdisplaySize(small、medium、large)を使ってアタッチメントの表示方法を制御できます。

制限: 1リクエストあたり最大20個のアタッチメント、ファイルデータの合計は最大100 MBです。

ノートからファイルを取り出す (Agenda 23.4の新機能)

アシスタントは、ノートからファイルを取り出すこともできます。たとえば、添付したPDFを読んだり、別の場所にアップロードしたりするためです。list_attachmentsツールは、ノート内のファイルと描画を一覧表示します。続いてget_attachmentツールが、Agendaに表示されているのと同じ名前で元のファイルの読み取り専用コピーを作成し、その場所をアシスタントに伝えます。このコピーは一時的なもので、次にAgendaを起動したときに削除されます。

AIツールがAgendaのフォルダからファイルを読み取れない場合は、代わりにファイルの内容を直接要求できます(最大100 MB、ファイルのみ)。フォルダやパッケージはフォルダとして渡され、描画はそのプレビュー画像として渡されます。ロックされたノート内のアタッチメントは利用できません。

ヘルプリソース

MCPサーバは、Agendaのドキュメントから一般的なトピックを扱うヘルプリソースも公開しています。そのため、AIアシスタントは機能の仕組みを調べて、Agendaについてより良い回答を提供できます。

何を頼めるか

AIツールを接続すると、要求に応じてノートを読んだり変更したりできるようになります。うまく機能する例をいくつか挙げます:

  • 「今週の会議メモを要約して、Weekly Reviewsプロジェクトに新しいノートとしてまとめて。」
  • 「#followupタグが付いていてAnnaに言及しているものを探して一覧にして。」
  • 「このPDFのアクション項目を、Project Kickoffノートの末尾に追加して。」 (AIはファイルを添付することもできます)
  • 「『Q2 Planning』のノートをDraftsからStrategyプロジェクトに移動して。」
  • 「Holidayという新しいプロジェクトを作って、荷造りリストを入れておいて。」
  • 「『March Billing』ノートから請求書のPDFを取り出して、合計金額を教えて。」

MCPサーバはMac上でローカルに動作するため、AIツールに向かう途中でノートがマシンの外に出ることはありません。アシスタントが読み書きする特定のテキストだけがそこを通ります。

トラブルシューティング

AIツールからAgendaが見えない場合:

  • MCPは有効ですか? Agenda > 統合機能 > MCPを有効にするを確認します。サーバが動作しているときは、メニュー項目がMCPを無効にするに変わります。
  • Agendaは起動していますか? サーバはAgendaアプリの内部で動作します。Agendaを終了すると、サーバも一緒に停止します。
  • MCPを有効にした後、AIツールは再接続しましたか? 一部のクライアントは起動時に接続をキャッシュします。MCPを有効にする前からAIツールが起動していた場合は、再起動してください。
  • ポート16106がほかの何かに使われていませんか? ターミナルからの簡単なテスト: curl http://127.0.0.1:16106/mcpが(「connection refused」ではなく)レスポンスを返すはずです。

注意: MCPサーバはmacOSでのみ利用できます。